シニアヨガ指導者養成講座開催

2018年 Cheerful  シニアヨガ養成講座


先月末と今月頭の2週に渡って、2018年度 チェアフル シニアヨガ養成講座を行なわせて頂きました。

前回のリテイクの受講生と既にシニアクラスのお仕事が決まっている方、ディケアサービスでお仕事をされている方、

RYT取得後インストラクター業はしていないけど、身内やご近所の高齢者の方の助けに…と新たに学ぼうと来てくださった方、

医療従事者の方、現在シニアのクラスを担当しているが普通のヨガではいまいち効果や受講される方の反応に疑問を抱いてやってきた方など、

様々な理由で皆さんお集まりいただきました。

 

・高齢者向けのヨガの需要が多いのに、怖くてできない。

・勉強したけどどこまでやっていいのか不安…

・お話を頂いたけど自信が無くてお断りした。

 

という講師やRYT卒業生の声が多く、「本当に求められるシニアヨガ」というテーマで

指導者養成講座を始めて2年が経ちました。

この講座で学び終えて既にいくつかクラスを担当したり、高齢者向けの施設で活躍されている先生から

近況を聞けるのがとても嬉しいです。

現在シニアのクラスを担当している方で、

何故普通のヨガじゃダメなの?

と思われる方はきっと高齢者の方の心を掴んで安全で楽しいクラスを開講されているのだと思います。

学びに来てくださった方、殆どの方が 「なるほど…」「だからこの知識が必要なんですね」

と仰ってくださいます。

丁度、この講座を開講した日の夕方のウェブ上のニュースでこんな記事を発見しました。

 

はりきりシニアは要注意 「運動しすぎ」のリスクとは?

 

ウォーキングや筋トレなど、日常的に運動する習慣のあるシニアは多い。超高齢化社会を迎え、介護予防や血圧の値の改善など運動による健康増進効果が注目されているからだ。運動にはプラスの効果もあるが、やりすぎは禁物。ケガや突然死のリスクを高めることにもなりかねない。

はりきりシニアは要注意 「運動しすぎ」のリスクとは?

シニアの運動がもたらすリスク(イラスト/和田慧子)

 神奈川県在住のマサオさん(61)は、10年ほど前に禁煙したが、食欲が増し、気がつくと標準体重より12キロオーバー。人間ドックで診察医から指摘を受けたこともあり、一念発起してウォーキングを始めた。

 1日20~30分ほど歩くようになって半年。おなか周りの肉が減り、体が軽くなったマサオさんは、「よし、次はランニングにもチャレンジ!」と決意する。

 だが、走り始めると胸の真ん中あたりに差し込むような痛みが現れた。家族の心配もあって病院を受診。医師から「狭心症の疑いがある。このまま運動を続けると命に関わる」と言われてしまった。

 運動による血圧改善や認知症予防、介護予防など、さまざまな健康増進効果が注目され始めた昨今、多くのシニアがライフスタイルの中に運動を取り入れるようになった。厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成28年)によると、現在、運動習慣のある人(1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している人)は、65歳以上の男性で46.5%、女性で38.0%。国民全体の平均(男性35.1%、女性27.4%)より高い。

 シニアの運動について、循環器内科医でスポーツドクターの真鍋知宏さん(慶応義塾大学スポーツ医学研究センター)は“やりすぎ”に注意を促す。

続きを読む(引用元AERA dot. ニュース

 

運動の効果より、運動のやりすぎで起きるリスクについての記事でした。 頑張り過ぎずに身体を動かし、爽快感を感じ、

老化していく筋肉を鍛えたりメンタル面でも楽しかったと思って頂ける様な クラスが行えることが大切です。

 

普通のヨガや普通の運動とCheerfulシニアヨガ との違いは?

Cheerful=チェアフルとは快活な,朗らかな,元気のいい ,愉快な,楽しいという意味があります。

高齢の方はどんな疾患を抱えどのような心理状況なのか


老化と加齢の違いについての理解をして頂く為に実は老化が原因と特定出来ない変化について学びました。

高齢でも改善される、あるいは進行を遅らせる様な提案を現段階での医療や科学の観点で検証し、そこを先人の知恵である

緩やかで安全な運動=ヨガを結び付けていきます。

もちろんヨガで出来る事の限界もありますが、何より「やった感はあるけど安全な動き」「楽しみながら出来る運動

を提案する事が大切です。高齢者の方に好まれる、楽しんで頂けるヨガとはどんなものなのか?

テーマ別の実践や講義や指導練習を行いました。

 

実践


 

椅子で出来るヨガを中心にマットの上でするヨガ、道具を使って行うヨガなどの実践に加え、

シニア向けの呼吸法や、瞑想法など…

高齢者の方は体の衰えや疾患だけではなく、鬱や喪失感や無気力になりがちな心のケアがとても重要です。

他のスポーツでは出来ないヨガならではの私たち講師に出来るケアを学んでいただきました。

 

指導練習


 

指導練習ではそれぞれが考えてきたシークエンスを行ないフィードバックを出します。

声のトーンや解り易いインストラクションや飽きさせない、またやりたい楽しかったと感じて頂けるような

接し方もレクチャーさせていただきました。

 

 

実践見学


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模擬で行うのと生のレッスンを見るのではイメージが相当違ってきます。

高齢者の方の耳の聞こえ具合や理解度、接し方などを実際参加して学ぶ事で今後の自信や心の準備にも

とても役立ちます。

参加しようか迷って見学に来ましたといっていた高齢者の女性も最後は何度もありがとうと笑顔で言ってくださいました。

普通のヨガのクラスより短い時間で難しいポーズをするわけではありませんが相当講師も体力を使います。

でも、そこで得るものは大きくて毎回感謝の気持ちがあふれ出てきます。

「毎日来てほしい」と言われることもあり涙が出そうになることも…

本当に必要とされていると大きくタイトルを付けてしまいましたが、大袈裟ではなく本当に必要です。

毎回行くたびに、皆さんの笑顔を見てそう感じています。

毎日行きたくても私一人の力では限界があります。

高齢者の方の為にヨガを伝える方がたくさん増えれば、おばあちゃんやおじいちゃんの笑顔がたくさん増えて

高齢者の方々のQOLがアップしていく、それがこの講座をやろうと思ったきっかけです。

受講して下さった方は是非その機会を増やしてくださいね♡

台風や猛暑の中2日間お疲れ様でした。

 

講座に参加してくださった方、ご協力してくださった施設の方、参加してくださったおじいちゃん、おばあちゃん。

そして、この度テキストを作成するにあたって貴重なご意見を頂いた方々、

資料を参考にさせて頂きました方々に厚くお礼申し上げます。

 

Mika Hayashi☆HariOm हरिओम् ☆